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CD出ました!!

個人的にはそれほど派手に宣伝しているわけではありませんがコロナが始まった2020年の春、結成28年を迎える大阪のバンド「ザ・たこさん」に加入しました。当時僕は約一年間、福岡と大阪の2拠点に住んでいてそれぞれに仲間たちもいてくれていて充実過ぎるほどの釣りと釣りの仕事をしていましたが今思えば凄いタイミング(たまたまながらコロナが深刻化するギリギリのタイミング)で福岡のマンションを一度引き払って大阪へ戻る(2拠点活動は1ヶ月がとても早く過ぎすぎてしまうのでと言うのが理由(笑))という最終月にギターの山ちゃんから「タケダさーん、実はドラムとベースが抜けまして….」っと連絡があったので「あらまぁ、これも何かの縁かいな?」っと引き受けることに。そしてコロナ…。 思うように動きにくい環境でしたがその夏には新メンバーで初ライブ。その後もなんやかんやで十数本のライブは行って…。で今年になって「アルバム作ろう?」という事で春からレコーディング。2021年、コロナ禍のなか無観客や配信も含めてライブやイベントも少しずつ行いながらこの夏満を持してCD「タコの肖像」が出来上がりました。

28年のキャリアを誇るザ・たこさん。今回はTACOBOOTと言う新たな自主ブートのようなレーベルを作り主にライブ会場から優先的に販売していきます。販売は2021/8/9のライブから始まりその後の各会場にて。9月に入ればもちろん従来どおりおなじみSHOUTレーベルからの販売や各通販、デジタル配信なども行われると思いますが「まずはライブ会場で売ります」という企画です!…でせっかくなのでメンバーに確認しこのGo-Phishオンラインショップでも発売することとしました。

 

僕の音楽(バンド)経歴を知る人は決して多くはありませんが若くに割といい経験やそれなりの活動もありましてここ20年はもちろん釣り=Go-Phishが中心なのでやれる範囲では小さなライブや録音活動はあったものの完全なスタジオ盤のフルアルバムとしては20年数年ぶり?(笑)今回はバンドだしよく知るレコーディングスタッフという事もあって久しぶり感や新しさはまったく感じることなく録音作業に没頭できました。今の僕を知っている音楽仲間からすればアコースティックジャズコンボからこのザ・たこさんまで「ありえない幅?(笑)」ではありますがこのロックアルバムはGo-Phish好きで音楽好きの皆さんには是非聴いていただきたいと思います。

ザ・たこさんと今回のアルバムや作業に少し触れますが、結成28年を迎えたザ・たこさんは知る人ぞ知る大阪のカリスマロックバンド。これまでに発売したアルバムは10枚を超え長い活動ながら「全員チャリしか乗らん(笑)」ということでロングツアーに出ることもなく関西でのライブやイベントを中心に活動。「大阪でないと見れない?」というまるで「吉本新喜劇」のようなバンド(笑)僕が加入した理由は山ちゃんからの熱烈オファーもさることながら「とにもかくにも曲の良さ」が理由。すっかり54歳になったタケダさん、今は俄然静かな4ビートに夢中ですが、「もう体力的にあかんかな?」と思いながらもオールドスクールなロックやファンクドラムもなんとか頑張ってます(笑)このBlogをご覧いただいています皆さんの中でもしドラマーが居れば嬉しいですが今回の録音機材についても僕が書いたCDのライナーノーツに掲載していますので是非!ヴィンテージのGRETSCH+70’sジルジャン、アナログオープンリールデッキでリズム録りをしたドラムの音はとてもいい感じ。曲によって「叩き手が変わった」かの様に聞こえるほど曲ごとに実にマニアックなセッティングやチューニングを施しています。万全のトラックダウンのあと最新のミックスとマスターリング作業で仕上がりもほぼ完璧。決して派手さは求めず少し懐かしいようなまるで少し古い洋楽のロックバンドのアルバムのような音に仕上がっています。

 

「やっぱり僕には釣りがいい!」っと今は実感していますが音楽はやはり切り離せないこともあって出来る範囲で精一杯と思ってます。お陰様で年の功(笑)、テクニック的な事はもちろんこの年齢になれば知識や経験値がモノを言います(笑)。わかっていたことではありますが特にこのコロナになってバンドマンやミュージシャンの苦境は計り知れないものになりました。思えば20年も前、MP3が解禁になり2001年の段階で「ごくごく一部を除いてはもうプロミュージシャンは必要なくなるな?」っと当時東京にいた僕は実感し失望しましたがまさかのこのコロナを経て音楽家たちにとっての新たな時代の幕開けにも期待しています。 「無理のない自由な音楽」…僕だってこれほどジャズに傾倒するとは思いもよらなかったので(笑) 僕のこれまでの音楽活動を思い返せば今の僕=Go-Phishが何故にそうなっているか?がとても分かりやすいんですが、産業音楽に対してのカウンター、自分がとにかく好きでいてそれを欲する人たちのための音楽。=アンチ主流、アンチメジャー…..Go-Phishの僕の活動や支えていただいています皆さんの総意かと思っています! 「本当にいいものは決して主流にはならないししてはいけない」…正論だと思っています。 若かりし頃は「立派なミュージシャンに?」っと張り切っていたもののほぼほぼBluesや一部のJazzしか聴かないという信条が功を奏してかどうなのか?ミュージシャンとしてはそれなりの活動になりましたがそんな精神はまったくGo-Phishでも同じで「興味の無いものや「無いな?」っと思うようなものは形にはしません絶対に(笑)」 ここに来てコロナに天災ととにもかくにもこれまたエライ時代になりました。でも僕は変わらず本当にいいものだけを見ていきたいと思います。Go-Phishは釣りのカウンター、サブカルチャーそしてそれは何より「王道」であると信じています! 「いいものをカタチに!」…最後になりますが言うまでもなくバンドもそしてGo-Phishも「応援して下さる皆様があってこそ」だという事がすべてであります。このコロナ禍にあって恐怖心を持ちながらも熱心にライブ会場に来ていただいています皆さん、有料配信でご覧いただけた皆さん、そしていつもGo-Phishを応援していただいています皆さんへは感謝の言葉しかありません。…..残念な天候になってしまいました今年のお盆ですがひとまずはゆっくりしましょう皆さん!このCDでも聴きながら(笑) ザ・たこさん、この後は9月よりCD発売記念サーキットとして関西各地でライブがあります。コロナの終息に期待しています。

 

 

*CDをご購入のお客様へ!こちらのアイテムもGo-Phishオンランショップ掲載アイテムとなりますのでCD単体での販売でも通常の送料がかかってしまいます。ご注意いただきましてご理解ご了承くださいます様お願い申し上げます。

https://go-phish.com/item/rtakosancd

 

 

 

 

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