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2021年秋…Go-Phishライトゲームロッドが一新します!!

Go-Phish製品をお使いの皆さまいつもご愛顧ありがとうございます。日頃より皆様へは大変感謝しております。この場をお借りいたしまして皆様へは厚く御礼申し上げます。人気のカモメトレイルと並行しましてGo-Phishライトゲームロッドは依然問い合わせも多くなかなか手に入らないとお嘆きの声も多くいただいておりまして誠に申し訳ございません。現在ul6 Rocksteadytorzite/ul76 P2torzite/ul76power seven torziteのSWライトゲーム3機種は完売中。(お探しの皆様へは是非Go-Phish取扱店様の店頭在庫をお探しくださいます様お願い申し上げます。) メールや電話などでお問い合わせをいただいておりましたお客様へは「次回生産は未定なんです!」っとお答えしておりましたが本日ようやく告知させていただきます。…この秋Go-Phishのライトゲームロッドが一新します!

近代ライトゲームムーブメントの先駆者・武田栄(Go-Phish)が放った初代powersevenから早15年以上。続いてP2、ninegames Rocksteady STS…とラインナップされてきました。パワーセブンなどは一部ブランクのマイナーチェンジを経て今ではすべてトルザイトリング仕様となっております。お陰様で10年ほど前からこのライトゲームロッドシリーズの販売本数も格段に増えまして様々なお客様がお使いいただく様になりました。販売数が増えるにつれ釣行時の破損や修理も少しずつ増えてきましたが、特に初心者の方に多く見られたのはトップガイドの損傷。「リングが外れました。」との修理依頼が多かったのですがこれは単に「知らずのうちに先をぶつけているから」であります。ライトゲームではGo-Phishの基本となっています7.6フィートのレングス。これはそもそも「海でも使える最も柔らかい汎用性の高いトラウトロッド」…から派生したもの。そしてその後の他の道具とともに竿の製作技術の進化により超軽量の7.6フィートクラスのライトゲーム専用ロッドが確立しました。当時(平成の初期ごろ?)はまだメバル釣りなどはタックルの観点から狙って釣ることはまだ不可能でしたが、小型回遊魚など海でも様々な魚を狙っていた僕たちにとってこの7.6フィートの万能小物竿はとても使い勝手がよく重宝しました。そういった流れがあってその後より軽量でジグヘッドを主体に様々なタイプのルアー、そして様々なロケーションや足場などを考慮した結果「最も優れたレングス」として我がGo-Phishでも基本となった訳です。一方こういった経緯をご存知無い皆さんやいわゆるバス釣りなどから海へ来られた皆さんへは未だ「少し長い」という印象もある様です。その後近代アジングブームの到来となりさらに進化したタックルと共にいわゆるジグ単専用などより軽量でショート化した専用ロッドも多く発売され今では6フィートを切るレングスまでが標準的に揃っています。2000年以降のメバルロッドの出現→様々な魚種への細分化→アジまでをルアーで釣ることが出来る進化。そしてもちろん時代も変わっています。各社のカタログなどを見れば毎年のように「進化」とか「より〇〇」とうたう文句も多く見ますが僕にはさっぱり(笑)ここ15年を最前線で見てきた僕にとっての竿の大きな進化は「より繊細で強いブランクが出来てきたこと」「トルザイトリングの様によりガイドの軽量化が進んだこと」この2点です。そして「さらに時代に合った使いやすさ」を求めて構想。約3年弱の期間、新たなコンセプトに基づいたブランクの設定とテストに着手しておりました。僕の持論ではありますが…ここ15年での実に小さいながら僕にはとても大きなライトゲームロッドの変化は「7.6フィートの使い心地でそれぞれにショート化できること」。

・power seven7.6ft → L3 (6.9ftへ。)

・P27.6ft→ L2 (6.6ftへ。)

・Rocksteady6ft→ L1こちらは同じく6ftでブランクには幅(汎用性)を持たせました。

…「同じ機能を持ちさらに汎用性を持たせショート化する」…これが15年越しのGo-Phishの新たなライトゲームロッドラインナップのコンセプトです。すでここ2年ほどは製品と同様の試作品にて多くのテスト釣行も実施。非常に軽く使い心地と釣り心地は予想以上に最高です(笑)。短くなった分それなりにキャスト時やフッキング時、ファイト時の慣れ(竿の扱い)は必要ですが古い釣り人ならよくご存じのセリフ=「より自分の腕を竿の一部にすること」でクリア。加えてこれは予想できていたことですが「車内にポンっと乗せられる(ティップがルームミラーに当たることもありません!)」実際これもとても大きなことです。

という訳で3機種の最終テストを終え既に量産中。発売は秋前頃?を予定しています。これからの皆様へは是非この新たなナインナップを!そして「も言う使い過ぎ???(笑)」っと感じていただいています現ラインナップをお使いの皆様、是非このLシリーズにご期待ください。ここからまた10年.15年としっかりと「僕らの釣り」を守っていきたいと思っています。

 

2021.3.21 Go-Pish 武田栄

 

 

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