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キジハタ放流会 無事終了!!






前日あまり寝れていない日曜日は朝から水産多面的事業発揮活動組織の2015キジハタ放流会!
沢山のキジハタ(アコウ)の稚魚は主に船から、残りは岸から優しく少しずつ放流!!今年も育ってほしいものです!
晴れた港には小メバルの群れも!!とてもいい秋晴れです!!!!!
放流後に大阪府漁業振興基金栽培漁業センター(こういう所はどの名前も長いです(笑))の森さんから参加者の皆さん全員でいろいろとレクチャーいただきました。
釣りにも食材としても大人気のキジハタ(アコウ)ですが、稚魚を育てるのはいろいろと大変!いわゆるハーレム型産卵活動を行うそうですが、まずは受精率が20%と低く、卵から稚魚がかえっても6時間以内に餌をとらないと死んでしまうそうです。そして約15cmまでは比較的早熟ですが、22-23cmになるのに2年、30cmになるには3年!皆さんよくご存じだとは思いますが、最大サイズの50cmや60cmになるには相当な年月がかかります!! 最近大阪湾奥でもアコウの釣果がよく聞かれますが、これも数年来の放流事業活動のおかげの様です!!ちなみに漁師さんたちの取り決めでは28cm以下はリリース。28cm以下です!!!!!
28cmと言うと釣り上げた時にはちょっと嬉しいサイズなんですが、今日の話を聞いて僕たちもよりしっかりと守っていきたいと思います!ここ数年、大阪湾でも獲れる魚や釣れる魚の種類や量は毎年変化しているものも多く、我々釣り人からしてもその年の魚の動向は予想がつきません。ただ今年の様に青物やタチウオなど湾奥部にも様々な魚の回遊が見られたり、アコウやサゴシなどのように増やす活動を続けてきた結果、一部エリアでは目立ってよく釣れてるものも出てきています!
釣り人として、そして市民として大阪湾の生態系の変化には興味津々です!! 聞くところによると、今日も漁師さんの網には特大サイズのメッキの群れが入ったそうな?嬉しさよりも少し怖さを感じますです!!

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